先日、とある本の著者とお話をする機会を得ました。
その中で、私が「相模原に住んでます」といったところ、
「サガミコマチ?」と聞こえたのです。
さらに、さがみ湖ピクニックランドで虫刺され、大変な目に遭ったとのこと。
相模湖の方に住んでいるんですね、とも。
どうやら、彼の頭の中では相模原イコール「サガミコマチ」だったのです。
無理もないですよね。都心の一等地にお住まいとのこと、都民であったり、地理マニアでない限り、相模原を知らない方が普通だったのでしょう。まして、政令市かどうかなど。
それとも、「私を試しているのかな」とも一瞬、思いました。私も元都民です。町田市をはさんですぐ南が相模原市の所に住んでました。
最近では、中央区の『まほろ軒』シリーズで有名になったとは思ったのですが、そうではなかったようです。やまゆり園の事件を出されなかっただけ救いです(目をつむってはいけませんが)。
さて、問題の「サガミコマチ」です。合併後、「相模湖町」を含む津久井郡が消滅しました。帰り道、「ああ、津久井郡相模湖町のことだったのだな」と思い出します。今の緑区です。さがみ湖ピクニックランドは富士急に買収されて、さがみ湖プレジャーフォレストになっています。パディントンが目印のところです。
私も、「サガミコマチ」で聞き返したところ、うかつでした。合併は遠い記憶……。
帰ってから、「相模小町」を引っ張ると、相模原市中央区小町通という地名が出てきます。相模原駅(横浜線。小田急相模原駅は南区。)から南に下るとある地名です。
津久井郡は遠くなりにけり。