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2012年11月14日水曜日

平成22年4月1日@相模原市、政令指定都市



 平成22年4月1日、横浜線淵野辺駅にて。コンコースで「祝 平成22年4月相模原市 政令指定都市 東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社」と、アクリル板カバー付きのフレームにポスターが収まっていました。

 そういえば、その前の日にこの駅を乗降する学生達が「明日から俺たち『市民』から『区民』か」と話していました。

 私事で恐縮なのですが、30代まで都内に住んでいたので「区民」というと「23区民」のことしか指さないという頭がありました。後で書きますが、それは全国で特殊ケースということを見つめ直すきっかけでした。

 30歳になってから10年ほどの神奈川歴なのですが、都内・都下にいると消防も水道も都道府県持ちで当然という固定観念が外れていません。むしろ、都内・都下のほうが全国的に見て特別だったのでしょう。地方自治法の「特別地方公共団体」に特別区が入っている、という特殊事情もあります。

 先日も淵野辺駅南口の「大野北まちづくりセンター」へ行くと、「中央区」の懸垂幕が入り口に張ってあり、中に入ると「区民課」(「市民課」ではない)とあります。移行以来、なぜか南区も緑区も区役所を見に行ったことがありません。まあ、わたしは平日勤務の職場にいるので土日に行っても開いているのを見たことがないというわけです。

 以前から思っていたとおり、市役所が以前よりも遠くなったという印象はぬぐいきれません。大阪都・神奈川州等々、全国的に従前からの地方自治制度が大きなうねりの中で曲がり角に来ています。せっかく住民税納めているのですから、棄権はしないようにしたいものです。

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